2012年10月
毛利重就の像。
防府天満宮にある野村望東尼の像のさらに奥、
天神山公園として整備されているんですが、
そこにひっそりと、毛利重就(しげたか)の像があります。
毛利重就(1725-1789)。長州藩第7代藩主。
長州藩中興の祖。
産業都市としての防府の基盤をつくった人だそうです。
防府天満宮の春風楼。
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防府天満宮の社殿の脇に、春風楼という建物がありました。
萩藩10代藩主・毛利斉煕(なりひろ)が、
1822年に五重塔建立を思い立ったものの、資金調達に行き詰まり、
途中で計画が変更され、現在の重層楼閣が1873(明治6)年に完成。
楼上からは防府の街が一望でき、
春風楼の名の通り、季節の風が吹き抜けます。
規模は小さいながら、厳島神社の千畳敷を思わせる風情があります。
防府天満宮。
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山口県防府市。
鎌倉時代以降、周防国府が置かれた場所とのこと。
古くからの要所であることと、それほど開発されていないことからか、
史跡がたくさんあるのですが、その中でもこの防府天満宮!
それもそのはず。日本三大天神のひとつ。
(あと二つは、大宰府天満宮、北野天満宮)
天満宮とは、平安時代の藤原道真を祀った神社のことですが、
ここは、日本で最初にできた天満宮なんだそうです。
901年、藤原時平の讒言により大宰府に左遷された道長は、
この地にしばらく滞在し、愛着を持ったことで、
道真の死後、904年に建立された、とのこと。
写真手前左側に道の駅「うめてらす」があり、
ここに車を止めて参拝しました。
この大鳥居は、1629年作。
初代萩藩主・毛利秀就により寄進されたものだそうです。
参道に敷き詰められた石畳も立派で雰囲気があります。
正直、こんないいとこと思ってなかった。
石畳を少し歩いて、今度は青銅の鳥居。
階段は少しだけ。奥に天満宮が見えています。